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明日のプロを目指す
サッカー少年たちが、ここ庄内でも
毎日練習に励んでいます。


 
ジュニアユース庄内の練習風景(7/16)。平日の練習時間は、
18時20分〜20時20分。
 
 鶴岡市大山のTDK庄内グラウンド。夕方6時頃になると、モンテディオ山形ジュニアユースの選手たちが庄内一円から集まって、練習に励みます。メンバーは、中学1年生から3年生までの51名。いずれも小学6年時に行われる厳しいセレクションを通過した選手です。練習時間は、平日の夜2時間。土日は、全国各地をかけまわり、他チームと対戦します。「ジュニアユースもJリーグと同じようにホーム&アウェイで試合するんです。鹿島アントラーズや浦和レッズとも対戦するし、この間はFC東京から4対1で勝ちました」と話すのは庄内統括の菅原正志さん。
  菅原さんは、元鶴岡東高校(旧鶴商学園)のサッカー部顧問。何度も鶴岡東を全国大会に導いてきました。「でも現実には、県で勝てても全国ではまったく通用しない。その要因を探るうちに、小さい頃からの一貫教育が必要だと考えるようになったんです」。

サッカーを通じて、迅速で的確な判断力と
豊かな人間性を持つ、立派な大人に育ってほしい。


 
幼児から小学生、また、親子も対象の「ふれあいフィールド」。県内を巡回しながらサッカーの楽しさを伝えています。   小学1・2年生対象のサッカースクール。週1回、酒田は水曜日、鶴岡は木曜日に開催しています。
  2003年、モンテディオ山形が庄内地区にジュニアユースを発足。プロ選手養成を目標に、ユース(高校生対象)との一貫指導体制に乗り出します。05年、菅原さんは高校教諭を早期退職し、ジュニアユースの庄内総括に就任。まだ知名度が低かったチームを、監督・コーチと協力しながら、3倍の志願者が集まる人気チームにし、実力も県を代表するまでに伸ばしてきました。「ただ、いくらプロ養成とはいっても、実際にプロになれるのは何万人に1人です。じゃあプロになれなかった多くの子たちにサッカーを通して何を伝えていくのか。私たちはそこを大切にしていこうと考えています」。
ジュニアユース庄内
コーチングスタッフ

菅原正志さん 
庄内統括。中2クラス担当。庄内町出身・在住。日本サッカー協会公認B級コーチ。
宮武 太さん 監督。中3クラス担当。埼玉県出身・鶴岡市在住。日本サッカー協会公認B級コーチ。元NEC山形選手。
松山尚史さん コーチ。中1クラス担当。鶴岡市出身・在住。日本サッカー協会公認C級コーチ。菅原さんの教え子。
  スポーツは、実力がはっきりと分かれる世界。ジュニアユースでも、入団前のセレクション、毎回のレギュラー争い、ユース入団のためのセレクションと、次々に関門が待ち受けています。「悔しさやつらさを乗り越えてつかむものは、人を大きく成長させます。サッカーをするうえで必要な判断力の速さや的確さは、人生のあらゆる場面に通じますし、強靭な闘争心を持ちつつ、対戦相手を敬うという精神バランスも、人として大切です。こうしたさまざまな要素から、人間性豊かな大きくてたくましい人材を育成していきたいですね。そして将来的には、彼らが立派な指導者となって、地域のサッカー文化を向上させてくれたら嬉しいです」。楽しんで、成長しながら、強くなる〜player's first〜。庄内のサッカー少年たちに、エールを送ります。

鶴岡地区の代表は櫛引の安野くん。チームの頼もしいキャプテンです。
安 野 早 登 くん
ジュニアユース庄内キャプテン
櫛引中3年生。C・ロナウドのようなドリブルの強い選手になるのが目標。
  ジュニアユース庄内を代表して、
中学3年の2人の選手にお話を伺いました。


 サッカーはお父さんの影響で、小さい頃から親しんできました。本格的に始めたのは、小学3年生でスポ少に入ってからです。5年生の時に、ジュニアユース庄内の宮武太監督がスポ少に教えにきてくれて、それからジュニアユースに興味を持ちました。ただ、スポ少の仲間と中学でも一緒にプレーしたいとの思いもあったので、最後まで部活かジュニアユースかで迷いました。後押しになったのは、鶴岡トレセンの仲間が多くいたことです。実際にこのチームに入って、毎日すごく忙しいけれど、レベルが高い練習が出来て楽しいです。中学卒業後は家を離れることになりますが、ユースに入りたいです。夢はやっぱりプロですから。

酒田地区は土門くん。副キャプテンとして、
キャプテンを支えています。


  宮野浦小のスポ少で3年生からサッカーを始めました。ジュニアユースのことはその頃からスポ少でも噂になっていて、自分ももっと強くなりたかったので試験を受けました。内容はミニゲームだったんですが緊張しましたね。
ジュニアユースの練習はきびしいけど楽しいです。学校の勉強は練習が終わってからになりますが、練習がない日は体をゆっくり休ませるなど、バランスをとっています。今年は副キャプテンになって、自分から何事も積極的に行動することを学んでいます。これからの目標は、他の選手より運動量を増やして、フィジカルで負けない選手になること。ブラジル代表のカカ選手のようになりたいです。
 
土 門 拓 矢 くん
ジュニアユース庄内副キャプテン
酒田4中3年生。相手と競り合いしても負けない選手になるのが目標。

モンテディオ山形
育成普及セクション

モンテディオ山形は、プロ選手によるトップチームを頂点に、高校生対象のユース&中学生対象のジュニアユースの下部組織と、小学生と年長児対象のスクールや、学校・幼稚園を巡回するサッカー教室などの普及活動グループで成り立っています。目的は、「エリートスポーツとエンジョイスポーツの共生実現」「生涯スポーツへの導き」などによって、日本サッカー界に貢献できる人材・選手を輩出し、モンテディオ山形が本当の意味で県民の誇りとなるクラブになること。最終的には「元気な山形」実現というスポーツ山形21の設立理念を目指しています。


楽しく、強く。サッカーをする喜びと、人間的成長の大切さがチームの理念です。

 


(スプーン2008年8月号に掲載)
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