あなただけの健康ジュースレシピで
心身のストレスや悩みをおいしく解消。

また、家庭用のジューサーでも人参やほうれん草を搾った場合も、カロチンやカルシウム、食物繊維は搾りカスの方に多く含まれるのです。「搾った方が飲みやすいのですが、身体のことを考えると果肉や繊維も摂れるミキシングタイプがおすすめです。スムージーやシャーベットにしてもイイですね。おいしく作るポイントは、果物と野菜の割合が[8対2]を基本にお好みで。そしてあまり多くの素材を混ぜすぎないこと。色が濁ったり、雑味が出たりするので3種類程度がベストです。また、はちみつ、きな粉、ヨーグルトなどを加えても、風味や栄養価がさらに増します。人参やバナナなど水分の少ないものは、牛乳やヨーグルトをプラスするといいですね」。

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そのまま食べても、パンにつけ
ても美味。 |
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捨てるところなし!
まるごと食べよう
スイカの健康効果。
スイカには果肉だけでなく皮にも種にもしっかりと栄養が含まれているのです。それなら全部食べちゃおう!というのが、スイカをまるごと煮詰めて作った「西瓜糖(すいかとう)」。
お問い合わせは、岡部青果物店◎0235(22)0651へ。フルーツデリにしむらでも販売中。 |
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大人も子どもも知らず知らずに
苦手な野菜を克服!

ジュースに入れる野菜の中でも、今、子どもたちに大人気なのが「小松菜」だそう。「メニューの『小松菜バナナミルク』を“緑のバナナジュース!”と毎回オーダーしてくれるお子さんもいます。セロリやアボカドなど、食べ慣れない野菜も人気がありますね。メニューを考える時はいろいろなレシピを試しますが、組み合わせによっては色が濁ったり、素材同士の栄養効果が半減したりというように相性が好ましくないものもあります。でも、おいしさはそのままですから、皆さんも好きな果物や野菜でいろいろと試してみてくださいね」。夏はスイカや桃などのほか、色鮮やかなプラム(ソルダム)やパプリカ、飲み口がさっぱりとしたショウガもおすすめ。暑気払いに、冷房対策に、この夏はぜひベジフル効果をお試しあれ。
(スプーン2008年8月号に掲載)
〈参考文献〉
『健康生ジュース305種』新星出版社 ほか
浅賀閑子、高橋江里子=取材・文
text by Asaka Shizuko, Takahashi Eriko
和島諭=写真
photograph by Wajima Satoru
日向香=デザイン
design by Hinata Kaori |
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忙しい朝のお助けコンビ
バナナとミルクに+αのお目覚めジュース。 |
 
[コーヒーバナナミルク]は、インスタントコーヒーをお湯で溶いて、バナナと牛乳を加えてミキサーにかけるだけ。ほろ苦いコーヒーにバナナの甘みだけでもおいしいですが、子どもたちには、ハチミツやオリゴ糖などの甘味料で甘さを調整してあげましょう。 |

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トマトが苦手な人でもこれはOK、な
太陽色のセパレート。 |

[トマトオレンジ]は、スクイーザーで搾ったオレンジ果汁と、ミキサーにかけたトマト1個を注いだ合わせ技。時間があるならトマトは湯むきすると◎。2層にせずミックスジュースにする場合は、オレンジ果汁にトマトを入れてミキシングしましょう。 |

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食べ頃が過ぎた桃もコンポートもどきを
作ってジュースやデザートに。 |

桃が過熟してしまったり、皮をむいてみたら未熟で実が固かったという時には、市販のヨーグルトドリンクと一緒にミキサーへ。この時、桃は皮をむいて生のままでもOKですが、変色を防ぐために、お砂糖で少し煮るのがポイント。それを冷やして食べても美味。 |

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うだるような暑さの日は冷え冷えのスイカを
ゴクゴク飲み干したい。 |

材料はスイカだけ!水も甘味料も一切使わず、自然の青い甘さを活かした100%ジュースは、とっても喉越しさわやか。ちょっと手間でも、種は丁寧に取り除くこと。種も一緒にミキシングすると苦味が出てきてしまいます。これはキウイで作る時も同じ。 |
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