人にも花にもいろんな色と形がある。
それをいかに自分らしく美しく咲かせるか。

【バラ】=一輪型(葉つき)
赤…情熱的。行動力。 ピンク…女性的な魅力。
黄…コミュニケーション。 白…希望。夢。

【ガーベラ】=一輪型(葉なし)
黄…協調性。明るさ。 オレンジ…好奇心。向上心。

【デルフィニウム】=枝分かれ型
白…自然体。リフレッシュ。 青…純粋。自己表現。

【フリージア】=ライン型
黄…おおらかな心。思いやり。 白…純真。柔軟。

【トルコギキョウ】=スプレー型
ピンク…緊張緩和。安心感。 紫…集中力。自己コントロール。

【デンファレ】=枝垂れ型
黄…自己表現。積極性。 白…リセット。希望。

【コスモス】=ユラユラ型
ピンク…気づき。寄り添い。 紫…励まし。慰め。
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タイムは万能ハーブ。
飲用なら風邪に◎。 |

わが家で育てて
楽しもう
ココロとカラダに効くハーバルライフのすすめ。
世界に何100種類もあるハーブはその効果や効能から、料理やガーデニング、アロマテラピーなど、生活のあらゆる場面で利用されています。自然の力をそのままに活かしたハーブには、私たちの心身バランスを整え、自然治癒力を高める効果があるといわれます。 |
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今の自分に必要な花のパワーを知って、
ビバ! バラ色の人生。

このように、1種類の花だけでもこれほど効果の違いがあります。さらにアレンジメントとなれば、カラーバランスによって効果がアップしたり、さらには花器や飾る場所などでも効果は変わってきます。しかしそこは難しく考えず、花器はマグカップや空びんでOK。あとは目につきやすいところに置いて、少しでも花が長持ちするよう手をかけてあげることが大切です。「暮らしに花を添えることは、そのきれいな見た目に癒されるだけでなく、それを自分で育てて、眺めるという一連の動作が心に余裕を与えてくれるのだと思います」。近頃、自分のことは見て見ぬふりしがちだという人も、心にひとつ、花を咲かせてみませんか。
(スプーン2008年6月号に掲載)
〈参考文献〉
内田順子『恋がかなうハッピー花セラピー』メディアファクトリー、学研『Bagle』2006年9月号ほか
高橋江里子=取材・文
text by Takahashi Eriko
和島諭=写真
photograph by Wajima Satoru
日向香=デザイン
design by Hinata Kaori |
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お花をいただいた時や育てた花を切花にする時。飾る前に「水揚げ」を。 |
 
植物の吸水力を上げて、しおれないようにする「水揚げ」法。切り口を斜めにして吸水面積を広げ、なるべく茎の切り口が空気に触れないよう、大きな容器に水を張り、茎を水中に沈めたまま行うと◎。このまま水に浸けて時間をおきます。 |

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身近な食器類を花器に代用。正面を決めて
主役の花を挿します。 |

アレンジメントでは一般的に吸水性スポンジ(オアシス)を使いますが、ここでは剣山を使用します。まず水を張った花器に剣山をセットし、主役となる花を剣山の中央をはずして挿します。さらに同じ花を中央に向かって斜めに挿します。 |

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主役の花の長さは花器の高さの約2倍が目安
ほかの花を放射状に挿して |

別の花材を、主役の花より少し短めに切って周囲や隙間に挿し、空間を埋めていきます。切り方や挿し方は花材の特徴をいかしますが、この場合は正面に対して、〔高さ8:幅5:奥行3〕のバランスを意識
すると、まとまり良くなるでしょう。 |

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元気がなくなったらだんだん茎を短く切って
花持ちをキープします。 |

さらに足元を隠す花や葉を挿していき、全体のバランスを見ながら完成させましょう。お部屋に飾ったら、花器の水を取り替えながら状態を保ちます。花がしおれてきても、茎を短く切りデザインを変えながら、長く楽しむことができますよ。 |
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