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 Home > バックナンバー > 昼どきジャーナル 11「旬味 鼓や(三川町)」
 
 
四季を盛り込んだ、お膳ランチ。

旬味 鼓や

つづみ膳
1,500 yen
彩り豊かな旬の味いろいろ。小鉢、刺身、焼魚、茶碗蒸し、煮物、ご飯、お味噌汁、サラダ、香の物、コーヒー、アイスがつく。
鼓の音色のように明るく
弾む気分のランチタイム


 のどかな田園風景が広がる三川町の道の駅「いろり火の里」は、物産館や温泉宿泊施設、公園などの複合施設。その一角にある「なの花ホール」の中に、一昨年4月「鼓や(つづみや)」がオープンしました。こちらは店名に冠する“旬味”の通り、季節の野菜やお魚を味わえると評判のお店。「交流人口が多様な場所柄、客層を選ばないお料理を提供できるよう、基本の和食から創作性を打ち出したメニューも考えています」と語る齋藤けさきさんは、オーナー兼料理人として多彩なレパートリーをこなしています。齋藤さんは鶴岡市本町の居酒屋「團酎(だんちゅう)」のオーナーでもあり、鼓やは2店舗目。「お店ではお客さんが好きな料理を選べるようにしたいので、つねに新しいメニューを考えています」。
  そんな鼓やのランチタイムには、お膳から定食までバラエティに富んだメニューが揃います。和洋とりどりの「つづみ膳」、女性好みのヘルシーな「花かご膳」、いろいろたくさん食べたい人には「いろどり膳」、ほか「庄内豚しょうが焼き定食」、「藤島産黒豚とんかつ定食」、「海鮮べっこう丼」、ほぼ日替わりの「気まぐれランチ」、「お子ちゃまランチ」と客層の広さがうかがえる内容です。食材には庄内浜の鮮魚、併設の産直などで仕入れた野菜、三川産の有機米ひとめぼれなど地物が満載。その新鮮な食材をリーズナブルにたっぷり楽しめるとあって、遠方から訪れるお客さんには驚かれることも多いとか。中でもお膳メニューは、多品目の食材がバランスよく調味され、一品一品どれも手が込んでいて、盛り付けも季節感にあふれています。「一番嬉しいのは、お客様が『何を食べてもおいしかった』と言ってくださること。そしてまた来ていただけた時ですね」。「鼓や」の名前の由来は、おいしいものを味わった時に鳴らす“舌鼓”から。庄内の豊かな旬の味覚に舌鼓を打てば、腹鼓だってポンと鳴る、そんな満ち足りた気分にさせてくれるお店です。


好きなお酒にあわせて、料理を選ぶ楽しみ
友だち同士や家族での食事、菜の花ホールでのイベントの打ち上げ、グループでの飲み会など多目的に利用されている夜間。メニューは、ランチのお膳や定食がグレードアップして再登場するほか(つづみ膳は2,000円)、刺身や天ぷら、ピッツァやオムレツなどの一品料理などの多彩なお品書きも。酒と肴どちらにもこだわりたいという思いから、姉妹店の「團酎」同様、ビールやワイン、カクテル以外に、地酒や梅酒、焼酎など話題・人気・こだわりの銘柄も揃い踏み。隣接する温泉とセットで楽しめるのもうれしいところ。
(スプーン2008年2月号に掲載)

高橋江里子=取材・文
text by Takahashi Eriko
和島諭、石丸篤司=写真
photograph by Wajima Satoru, Ishimaru Atsushi
 
1_四季折々の食材によって替わるご膳の献立。定番の和食をきちんと食べたい人にもオススメ。 2_「気まぐれランチ」は毎日2種類。ある日のメインから「カナガシラの西洋酒蒸し」。3_フロア奥の個室は、接待や法事、家族会から飲み会と多様なシチュエーションに対応。4_明るい店内は旧国道に面し、春になるとあたりは菜の花で囲まれる。



お話を聞いた方…
代表 齋藤けさきさん
鶴岡市出身。高校卒業後に上京しホテルレストランに就職、洋食を学ぶ。帰郷後は洋食以外でも腕を磨き、平成18年に (有)ハートクロス設立。
鶴岡市本町で「肴・地酒・南蛮酒 團酎」を営む。

旬味 鼓や
三川町大字横山字堤172−1
いろり火の里 なの花ホール内
tel.0235-66-5770
11:30〜15:00(L.O 14:30)
18:00〜23:00(L.O 22:30)
【休】月曜(月曜が祝日の場合は翌日曜)【P】いろり火の里・敷地内(約450台)
詳しくはHPをご覧下さい。


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