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 Home > バックナンバー > 「街ぶらカタログ」 > 胸騒ぎのアフタースクール。

月刊「SPOON」2005年6月号掲載

今月のお題
仲間たちと行こう。放課後のあの場所、学校帰りのいつものお店へ。

 学校帰りによく通っていたあのお店。今でもその店の前を通りかかるたびに、青春時代の甘酸っぱい記憶が蘇ってくる。お決まりの席に座って、いつものメニューをほおばっては、他愛もないことで友だちと笑い転げた思い出。ふと懐かしさに誘われて、店のドアを開けた。

 
 カウンター越しに迎えてくれたのは、「小華」の仁科文子さん。ご夫婦で寿司屋の看板を掲げた後、平成九年に現在のファーストフード店に改装し、四年前からは文子さん一人でお店を営んでいる。故ご主人特製のクレープとたこ焼きは、東京や大阪に何度も足を運んで、試作を重ねた末に完成した自信作だ。もちもちしたクレープ生地や、ダシのきいたタコ焼きは、味だけでなく値段も健在。連日、多くの子どもたちや学生、そして卒業生たちも帰省のたびに顔を見せに来るという。「ここはやっぱりお父さんのお店だから、来てくれるお客さんたちに、お父さんのこと思い出してほしくて。だから今も頑張ってんな」。ご主人が大切にしてきたものをしっかり受け継ぐ文子さん。その愛の深さで、懐かしいあの味を守り続けている。
ファーストフード小華

くるくる巻いた皮の中に、生クリームや手づくりのカスタードクリームがたっぷり! 生イチゴクレープ(350円)とコーヒーゼリークレープ(300円)は人気。関西人も唸るタコ焼(300円)は、つけ汁や揚げタコなど全5種類。スパゲティなどの軽食メニューもあります。

ほぼ全メニューテイクアウト可。夜は料理1500円より、パーティ・宴会も受付(最大20名まで)。仁科さんのお手製一品料理で、アットホームなひとときを。

酒田市新橋4−4−8
tel.0234−24−9278
営/11:00〜21:00 水曜定休
P/8台

 鶴岡の甘味処「ふくひろ」は、かつて酒田の中町にも支店があった人気店だ。現社長のお父さんが東京で名の知れた和菓子職人だったため、看板商品の大判焼ほか、甘味はすべてオリジナル。そのおいしさと豊富なメニュー、そして驚くほどの低料金が、三十五年来、学生や女性を中心に大きな支持を得ている証だろう。あの頃とおんなじ店内で、パフェを食べつつ学生時代に想いを馳せていると、現役高校生がぞくぞく来店。思わず過去の自分と重ね合わせる。「最近は、若い時にここに通っていた人たちが、自分の子どもを連れてまた来てくれるようになったんよ」と話す大塚万喜子さん。ふくひろ・リターンズ・マイライフ。学校帰りのお店は決して過去のものではなく、それぞれのライフヒストリーの中に、さまざまな形で歩み続けるのだ。

甘味処ふくひろ

大判焼マヨじゃが(80円)は、ほっくほくのじゃがいも&とろ〜りマヨネーズの最強コンビ。チーズが入った大判焼は不動の人気。写真は左より、手製ワッフルコーンのアイス(120円)、お菓子なパフェ(520円)、チョコジョッキ(420円)。どれも甘すぎないからペロリと食べれちゃう。

大判焼は店頭販売だけでなく、店内でセットメニューとしていただくこともできる。デザートも軽食も遊び心がいっぱい。噂のビックリパフェにも挑戦してみては。

鶴岡市本町1−5−30
tel.0235−23−1033
営/9:00〜20:00 水曜定休
P/3台

 番外編として、学校PTAなどの会合のあとに、お父さんお母さんが集うお店があると聞きつけ、さっそく行ってみた。酒田市千石町にある赤のれんの「かめちゃん」は、お店もテーブルもイスもすべてが手づくりで、居心地は海の家のよう。ここでは、すきま風も雨音も、開放感を引き立てる素敵な演出となって、ちょっとした屋台気分を味わえる。焼き鳥と焼酎を片手に、子どもや学校の話題で盛り上がり、熱々ラーメンに舌鼓を打つ大人たちは、ここで第二の青春を謳歌しているのかもしれない。いつの時代も学校帰りは、楽しみに満ちあふれている。
居酒屋かめちゃん

お店はすべて、店長・工藤富寿子さんのご主人とその友人たちが造り上げた力作。店内奥は熱帯魚ショップになっているので、そちらもチェックを。写真は人気NO.2のあつあげ納豆(450円)と、人気NO.1のとり唐揚(600円)。夏場はテラス席が人気で争奪戦になるとか。

名物カキ氷は暑さを感じ始めたら営業開始。レトロな手動の製造機で作るカキ氷は、サクサクした食感が楽しい(各種200円〜)こちらは店頭にて営業時間前から販売。

酒田市千石町1−4−16
tel.0234−22−3689
営/17:00〜24:00 日曜定休
P/6台


■「街ぶらカタログ」バックナンバー


2005年4月号[1]
桜・さくら・サクラ
2005年5月号[2]
くつと私の
ヘルシーな関係。
2005年6月号[3]
胸騒ぎの
アフタースクール。
2005年7月号[4]
おむすび、ころりん。
2005年8月号[5]
大海原を
どんぶらこ。
2005年9月号[6]
ようこそ
コリアン・キッチン
2006年2月号[7]
たっぷり
ベジdeスープ。
       

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